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HANABI!! HANABI!!


竜勢花火(流星花火)  
竜勢花火(りゅうせいはなび)は竹や木で作られた火薬筒を尾になる竹に付けて火薬の推進力によって上空に飛翔させるもので原点はのろしや火箭などとされている。日本における伝統花火としては江戸時代から祭りの中で奉納、または余興の一部として用いられてきた。地域も新潟、長野、愛知、静岡、埼玉、茨城、滋賀などで確認されている。現在では国内に6ヶ所 ( 茨城県、埼玉県、静岡県二ヶ所、滋賀県二ヶ所 ) が残るのみである。名称は地域により異なり一般的に昼に上げるものは龍勢、夜に上げるものは竜勢と表記し滋賀県では流星と表記する。滋賀県の流星が他地域と異なるのは矢羽根が付いていることで方向を定めるのに役立つ。元々滋賀県の流星は戦いの合図などに使用されたとして成功率を上げるために取り入れられたのではないだろうか。


武田流火術証文の事
一、御家伝の花火我共執心に御座候に付此度御
   伝授を下されありがたき仕合に奉存候然る上
   は他人他言は勿論親子兄弟にいたる迄みだ
   りに公開しまじく候
一、火の元用心篤と仕り候事
一、声聞書写出仕まじく候事
一、人家近辺厳風の節又は人立盛り場所にては
   遠慮つかまるべく候事右の条々皆相守候、
   若し相違申候はば日本国中の御神の御罰を
   蒙り奉り恐入り候為
   御証文よってくだんの如し.