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HANABI!! HANABI!!


爆竹(Chinese Firecrackers)
爆竹は世界各地で厄除けや祭りなどで使われる。爆竹の語源は中国の600年頃に始まる。当時中国では獣に襲われないように一晩中火を絶やすことはなかった。また山臊(さんそう)という空想の化け物が山から下りてきて畑を荒らしたり人間を襲ったりするという言い伝えもあり何はともあれ火を燃やしていた。一般的に薪を燃やすのだが、竹を切った生竹を燃やしたものがおり、その時に節と節の間にある空気が膨張して大きな破裂音を出すものだから動物や化け物を追い払うには都合がよいと竹を使うようになった。そして竹が破裂して共鳴するので爆竹と名づけられたと云われている。これは600年ごろの話で、1100年頃には和紙に火薬を巻いて爆仗として同じように使っていた。中国ではボート居住者が鉄製のやかんの中に爆竹を入れて一日の安全を祈り毎朝、挨拶代わりに使う。蛋民(たんみん)と呼ばれる人たちで香港をはじめマカオ、広東省、海南省、福建省などに住んでおり一日に10万個以上が消費されている。中国爆竹が赤い紙で作られているのは悪魔が恐れるからだと信じられている。砲しょう(火に章とかく)と呼んでいたところもある。